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「まだ大丈夫」は危険信号!老後の浴室、1坪?1.25坪?後悔しないための答え、僕が見つけました。

「まだ元気だし、大丈夫だろう」

そう思って、将来のことにフタをしていませんか?

私自身も、お客様の「その後」を知るまではそうでした。

ねぇ、ちょっと聞いてくれますか?
あなたは今、58歳。公務員として長年勤め上げて、定年退職がすぐそこに見えてきた頃じゃないかな。
お子さんたちはもう立派に独立して、奥さんと二人、築30年の2階建ての家で暮らしているんですよね。
朝、髭を剃りながら鏡を見るたび、少しずつ増えた白髪や、目尻のシワに、「ああ、もうそんな年か」なんて、ふと寂しさを感じたりしませんか?
そして、テレビで見るバリアフリーリフォームのCMや、友達との会話の中で、
「うちもそろそろ、家のこと考えないとな…」
って、漠然とした不安が頭をよぎることも、きっとあるでしょう。
特に、毎日のように使うお風呂。

「今のままで十分じゃないか」と自分に言い聞かせながらも、
「もし、妻が階段で転んだらどうしよう」
「冬場の浴室、昔より寒く感じるようになったなぁ…ヒートショックってやつかな」
なんて、胸の奥でチクチクするような心配を抱えているんじゃないでしょうか。

僕も、かつてはあなたと同じ、いや、あなたよりもっと何も考えていなかったかもしれない。
若い頃は、「広くて立派な2階建ての家こそが幸せの証だ!」って、信じて疑わなかったんです。
お客様の予算ギリギリまでローンを組ませて、大きな家を売ることが、僕の仕事だと思っていました。
でもね、20年、30年と時が経って、当時のオーナーさんたちから届く声に、僕はハッとさせられたんです。
「あの時建てた広い家、今じゃ2階は物置だよ。掃除も大変だし、階段の上り下りが本当に辛いんだ…」
って。

さらに、僕自身の両親も、広い家を持て余して、冬の浴室の寒さや、ちょっとした段差に苦労している姿を見て、「これはまずい」と、心底思いました。
家はね、建てて終わりじゃないんです。
むしろ、老いてからが、その家との本当のお付き合いの始まり。
快適に、安全に、そして何より、あなたと奥さんが笑顔でいられるかどうか。
それが、本当に大切なことなんです。

ネットで「老後の家」って調べても、若い世代向けのキラキラした情報ばかりで、「いやいや、俺たち世代に必要なのは、もっと現実的な話なんだよ!」って、うんざりしたことも、きっとありますよね?

だからこそ、今回、僕が長年の経験と、お客様の「その後」を見てきた中で得たすべての知識、
そして僕自身の両親の経験から学んだリアルな声を、ここに包み隠さずお伝えしたい。

あなたが今抱えている「お風呂の広さどうしよう?」「手すりってどこに?」
そのモヤモヤ、僕と一緒にスッキリさせませんか?

この先を読み進めてもらえれば、きっと、あなたの心にストンと落ちる答えが見つかるはず。
さあ、将来の不安を安心に変える、あなただけの「終の住処」を見つける旅に出かけましょう。

この先の記事で、あなたの疑問を一つずつ解決していきます。


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  1. 「老後の浴室、本当にこれでいいの?」将来後悔しないための選択とは
    1. なぜ今、浴室の広さに頭を悩ませるのか?
      1. 将来の介護、介助スペースは本当に必要?
      2. 広くなったら掃除が大変そうだし、冬は寒くなるんじゃない?
      3. 一度決めたら変えられない…後悔したくない!
  2. 【徹底比較】1坪と1.25坪、老後の浴室はどっちが正解?
    1. 1坪浴室のメリット・デメリット
      1. 【1坪のメリット】コンパクトながらも機能的!
      2. 【1坪のデメリット】将来の介助には限界も…
    2. 1.25坪浴室のメリット・デメリット
      1. 【1.25坪のメリット】将来への「安心」を買う広さ
      2. 【1.25坪のデメリット】「快適」と「現実」のバランス
  3. 介助のプロが語る!「失敗しない」浴室プランの3つの鍵
    1. 鍵1:手すりの「位置」こそが命取り!どこに付けるのが正解?
      1. 【ここがポイント!】手すりの理想的な位置と設置の注意点
    2. 鍵2:ドアは「引き戸一択」って本当?緊急時の安心を考える
      1. 【引き戸のメリット】介護と安全性を考慮するなら第一候補
      2. 【引き戸のデメリット】設置には条件も
      3. 【その他のドアタイプ】
    3. 鍵3:寒さ対策は「快適性」だけでなく「命」を守る!
      1. 【具体的な寒さ対策】安心と快適を両立する設備
  4. 私が若い頃、お客様に「大きな家」を勧めてしまった後悔
  5. 将来の介護は予測不能、だからこそ「柔軟な備え」が大切
  6. 浴室プランは、未来の自分と家族への「愛」と「配慮」の証
  7. 今日のまとめ:あなたの「後悔しない」一歩を踏み出そう

「老後の浴室、本当にこれでいいの?」将来後悔しないための選択とは

僕が長年、住宅業界でたくさんのお客様と向き合ってきた中で、たどり着いた一つの真実があります。
それは、「家は建てて終わりじゃない。むしろ、その家に住み始めてからの生活こそが、本当に大切なんだ」ということ。
特に、年齢を重ねてからの暮らしを想像すると、毎日使うお風呂の存在って、めちゃくちゃ大きいんですよ。

あなたも今、「浴室の広さ、どうしよう…」って悩んでますよね。
1坪(約1.8m×1.8m)で十分なのか、それとも、少し広めの1.25坪(約2.2m×1.8m)にするべきなのか。
この悩み、本当にわかります。
多くの人が「広ければ安心」って思いがちだけど、実はそれだけじゃないんですよね。
掃除の手間とか、冬の寒さとか、今の生活で感じる「現実的な問題」も、同時に頭をよぎるはずです。

結論から言うとね、この「広さ」の悩みは、将来の「安心」と現在の「実用性」という、あなた自身の人生における価値観のバランスをどう取るか、という問いなんです。
決して簡単な問題じゃないからこそ、僕と一緒にじっくり考えていきましょう。

なぜ今、浴室の広さに頭を悩ませるのか?

「なんでこんなに悩むんだろう…」って、自分でも不思議に思うかもしれませんね。
でも、それってすごく健全な感覚なんです。
なぜなら、今のあなたは、未来の自分や奥さんのことを真剣に考えているから。

主な悩みどころは、やっぱりこの3つでしょう。

  • 将来の介護、介助スペースは本当に必要?
  • 広くなったら掃除が大変そうだし、冬は寒くなるんじゃない?
  • 一度決めたら変えられない…後悔したくない!

これ、全部、僕のお客様や、僕自身が両親を見てきた中で感じてきた、まさに「あるある」な悩みなんです。

将来の介護、介助スペースは本当に必要?

「いやいや、まだ先の話でしょ?」「自分たちは大丈夫」って、思いたい気持ち、痛いほどわかります。
僕もそうでしたからね。
でもね、身体って、本当に正直なんです。
年齢を重ねると、どうしても動きにくくなったり、バランスを取りにくくなったりする。
そして、もしもの時、介助が必要になった場合を想像してみてください。
介護する側も、される側も、安全に、そしてお互いにストレスなく入浴するには、ある程度のスペースがどうしても必要になるんです。

狭いお風呂で無理に体を支えようとして、介護する側が腰を痛めてしまったり、
被介護者の方が窮屈な思いをして、入浴自体が嫌になってしまったり。
そんな状況は、誰も望んでいませんよね?
だからこそ、介助スペースというのは、単なる広さの問題じゃなく、「尊厳」と「安全」を守るための大切なゆとりなんです。

広くなったら掃除が大変そうだし、冬は寒くなるんじゃない?

これ、めちゃくちゃ現実的な悩みですよね。
「広い家は掃除が大変だ」って、僕の両親も言ってますし、僕のお客様も口を揃えて言うんです。
浴室が広くなれば、確かに掃除する面積は増えます。
「今の自分は元気だから平気」と思っていても、10年後、20年後の自分は、どうでしょうか?

そして、冬の寒さ。
これは本当に深刻な問題です。
広い空間は、どうしても温まりにくくなります。
浴室と脱衣所の温度差が激しいと、ヒートショックのリスクが高まるのはご存じですよね?
実際に、入浴中の事故で命を落とす高齢者の方が多いという現実があります。
広い浴室で快適に過ごしたい一方で、光熱費や健康リスクの心配も募る…
このジレンマ、どう解決していけばいいんでしょうね。

一度決めたら変えられない…後悔したくない!

そうなんですよ。お風呂のリフォームって、大がかりな工事になるから、一度決めたらそう簡単にやり直しはできません。
しかも、決して安くない費用がかかります。
だからこそ、「本当にこれで良かったのかな?」って、将来の自分を想像しながら、今の選択に不安を感じるのは当然なんです。
僕が若い頃、お客様に「このくらいの広さがあれば、家族みんなで快適に暮らせますよ!」って、
自信満々に提案していた家の「その後」を知った時、正直、心臓がギュッとなるような後悔の念に襲われましたから。

あなたには、僕と同じような後悔をしてほしくない。
だから、僕の経験と知識のすべてを使って、あなたの「失敗したくない」という強い思いに応えたいんです。

【徹底比較】1坪と1.25坪、老後の浴室はどっちが正解?

さあ、いよいよ本題です。
1坪と1.25坪、結局どっちがいいのか?
残念ながら、「これが絶対的な正解!」という答えはありません。
なぜなら、あなたのライフスタイル、ご夫婦の身体状況、そして将来への考え方によって、最適な選択は変わってくるからです。
でも、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解すれば、きっとあなたにとっての「正解」が見えてきます。

1坪浴室のメリット・デメリット

まず、標準的なサイズの1坪(約160cm×160cm)のお風呂から見ていきましょう。
これは、ユニットバスのカタログなんかでも一番多く見かけるサイズですよね。
畳でいうと、約2畳分くらいの広さになります。

【1坪のメリット】コンパクトながらも機能的!

  • コストを抑えやすい
    ユニットバス本体の価格や、工事費用も1.25坪に比べて抑えられる傾向にあります。
    限られた予算の中で、他の設備に費用を回したい場合には有利ですね。
  • 掃除が楽
    面積が小さい分、日々の掃除が手軽に済みます。
    これは、年齢を重ねてからのことを考えると、めちゃくちゃ重要なポイントです。
    「お風呂掃除は僕の担当だから、広くなると大変だなぁ」って、奥さんに言われる前に考えておくと、夫婦円満の秘訣かもしれませんね。(笑)
  • 温まりやすく、光熱費を抑えやすい
    空間が狭い分、浴室暖房を使った時にもすぐに温まりますし、湯温も冷めにくい傾向にあります。
    冬場のヒートショック対策としても、効率的と言えるでしょう。
    長期的に見れば、光熱費の節約にもつながります。
  • 設置場所の選択肢が多い
    土地の広さや家の間取りに制約がある場合でも、比較的設置しやすいサイズです。

【1坪のデメリット】将来の介助には限界も…

  • 介助スペースに限りがある
    ここが一番のネックになります。
    介護者が浴室に入って体を洗ったり、浴槽への出入りをサポートしたりする場合、1坪ではかなり窮屈に感じることが多いです。
    シャワーチェアを使うにしても、介助者が動くスペースは限られてしまいます。
    「もし妻が車椅子になったら…」と考えると、少し不安が残るかもしれません。
  • 介護用機器の導入が難しい場合がある
    将来、シャワーキャリー(座ったまま移動できる椅子)や、入浴用リフトといった介護用機器を導入する可能性もゼロではありません。
    1坪だと、これらの機器をスムーズに操作したり、回転させたりするスペースが確保しにくい場合があります。
  • ゆったり感に欠ける
    個人的な感覚ですが、やはり「ゆったり足を伸ばして…」というリラックス感は、少し物足りなく感じるかもしれませんね。

1.25坪浴室のメリット・デメリット

次に、少し広めの1.25坪(約160cm×200cm、もしくは200cm×160cm)のお風呂です。
これは、最近の戸建て住宅で採用されることが増えてきたサイズで、畳にすると約2.5畳分くらいになります。

【1.25坪のメリット】将来への「安心」を買う広さ

  • 十分な介助スペースを確保できる
    これが1.25坪の最大のメリットです。
    介助者が一緒に入っても、体を洗うスペース、浴槽への出入りをサポートするスペースに、かなりゆとりが生まれます。
    僕も福祉住環境コーディネーターとして、介助の現場をたくさん見てきましたが、この0.25坪の差が、介護者の負担を劇的に減らすんですよ。
    介助者が動きやすいと、被介護者も安心感が違いますし、お互いに心にゆとりが生まれるんです。
    万が一、シャワーキャリーを使うことになっても、スムーズに移動させやすいですね。
  • 将来的な設備変更の柔軟性がある
    例えば、将来的に浴槽の脇に手すりを追加したり、シャワーチェアを置くスペースを確保したりする際にも、広さがあることで選択肢が広がります。
    「備えあれば憂いなし」ってやつですね。
  • ゆったりとリラックスできる
    やっぱり、広いお風呂は気持ちがいいものです。
    足を伸ばして、湯船に浸かって、一日の疲れを癒す…
    この「ゆとり」は、老後の生活の質(QOL)を大きく向上させてくれるはずです。

【1.25坪のデメリット】「快適」と「現実」のバランス

  • 初期費用が高くなる
    ユニットバス本体の価格も、工事費用も1坪より高くなります。
    その差額をどう捉えるか、が重要になりますね。
  • 掃除の手間が増える
    当然ながら、面積が広くなる分、掃除にかかる時間も労力も増えます。
    「これだけ聞くと、やっぱり1坪がいいんじゃない?」って思いますよね。
    でも、最近のユニットバスは防汚・防カビ加工がすごく進化していて、思ったより掃除が楽になっているものも多いんですよ。
    このあたりは、ショールームで実際に見て触れてみるのが一番です。
  • 温まるまでに時間がかかり、光熱費が増える可能性も
    空間が広い分、浴室全体が温まるまでに時間がかかったり、その分、浴室暖房の光熱費が高くなったりする可能性があります。
    これもすごく気になりますよね。
    ただ、これにも対策はあります。
    後ほど詳しくお話ししますが、高断熱浴槽や浴室暖房乾燥機、断熱性能の高い窓などを組み合わせることで、このデメリットはかなり軽減できます。
  • 設置場所に制約がある場合も
    間取りによっては、1.25坪の広さを確保するのが難しい場合もあります。

どうですか?
ここまで聞いて、「なるほど、そういうことか」と、少しは頭の中が整理できたんじゃないでしょうか。
僕がお客様にいつもお伝えしているのは、「浴室の広さは、人生の航海における『安全な港』の設計に似ている」ということです。
嵐(介護)が来ても乗り切れるだけの頑丈さ(介助スペース)と、穏やかな時(自立期)も快適に過ごせる居心地の良さ(温かさ、手入れのしやすさ)の両方が必要なんです。

ご夫婦二人の将来を想像しながら、何を優先するか。
それが、あなたにとっての「正解」を見つけるための、第一歩になりますよ。

介助のプロが語る!「失敗しない」浴室プランの3つの鍵

広さの悩みについては、なんとなく方向性が見えてきたでしょうか。
でも、浴室のプランニングで考えるべきことは、広さだけじゃないんです。
実は、もっと細かな部分、例えば手すりの位置やドアの形状が、将来の安全や介助のしやすさに、めちゃくちゃ大きな影響を与えるんですよ。

僕が「シニアライフカウンセラー」や「福祉住環境コーディネーター」として培ってきた知識と経験から、
「これは絶対押さえておいてほしい!」という3つの鍵をお伝えしますね。

鍵1:手すりの「位置」こそが命取り!どこに付けるのが正解?

「手すり?まぁ、あれば安心だよね」くらいの認識でいると、後で後悔することになるかもしれません。
なぜなら、手すりはただ付ければ良いってもんじゃないからです。
適切な位置にないと、むしろ邪魔になったり、最悪の場合、転倒の原因になったりすることだってあるんです。

手すりを考える上で大事なのは、「入浴動作の分解」です。
人がお風呂に入る時って、どんな動きをするか、ちょっと想像してみてください。

  1. 脱衣所から浴室に入る(ドアの開閉、段差の乗り越え)
  2. 洗い場で体を洗う(立ち座り、バランス保持)
  3. 浴槽をまたいで入る(片足立ち、バランス保持)
  4. 浴槽から出る(立ち座り、バランス保持)

それぞれの動作で、どこに手すりがあれば一番安全で、力を入れやすいかを考えるんです。

【ここがポイント!】手すりの理想的な位置と設置の注意点

  • 洗い場・シャワー位置
    立ち座りの補助として、シャワーを浴びる壁面に縦型の手すりを設置するのがおすすめです。
    高さは、立った時に肘が軽く曲がるくらい(床から80cm~90cm程度)が良いでしょう。
    横型の手すりも、バランス保持には有効です。
    「体を洗う時、どこに手を置いたら安心か」、実際に壁に手を当てて想像してみてください。
  • 浴槽への出入り
    浴槽をまたぐ際に体を支えるための手すりは、浴槽のフチから垂直に伸びる縦型が最適です。
    また、浴槽内で立ち座りをする際に使えるように、浴槽の内側やフチの延長線上に横型の手すりがあると、非常に安心感が増します。
    「浴槽に浸かって、さあ立ち上がろう」という時に、スッと掴める場所があるかどうか。
    このほんの数センチの差が、毎日の安心感に直結しますよ。
  • ドアの付近
    浴室への出入り口にも、縦型の手すりがあると良いでしょう。
    特に、ドアを開けて一歩踏み出す瞬間にバランスを崩しやすいので、その際にサッと掴める位置が理想です。

そして、ここでめちゃくちゃ重要なのが、「下地補強」です。
「今はまだ手すりはいいかな」と思っていても、将来的に必要になる可能性は十分にあります。
後から手すりを付けようとすると、壁を剥がして下地を入れて…と、大がかりな工事になってしまいます。
だから、リフォームの計画段階で、「将来的にここに手すりを付けるかもしれない」という場所に、壁の裏に補強材を入れておくんです。
これをしておけば、いざという時に、費用も手間も最小限で手すりが設置できます。
これは、介護保険の住宅改修費(上限20万円)を活用する際にも、後からの工事が格段に楽になる、賢い選択ですよ。
「うっなるほど。痛いところ突いてくるね」って思いました?(笑)

鍵2:ドアは「引き戸一択」って本当?緊急時の安心を考える

浴室のドア選びも、めちゃくちゃ重要です。
「引き戸がいいって聞くけど、本当にそれしかないのかな?」って疑問、ありますよね。
僕のお客様も、皆さんそこを気にされます。

結論から言うと、引き戸は老後の浴室にとって、かなり優秀な選択肢の一つです。
でも、必ずしも「一択」とは限りません。
大事なのは、それぞれのドアの特性を理解して、あなたの状況に合ったものを選ぶことです。

【引き戸のメリット】介護と安全性を考慮するなら第一候補

  • 開口部が広く、出入りが楽
    ドアを大きく開けられるので、車椅子での出入りや、介助者が一緒に出入りする際に非常にスムーズです。
    これは、介助の負担を大幅に軽減してくれます。
    「あ、これなら楽に入れそう!」って、介助する側もされる側も、ホッと安心しますよ。
  • デッドスペースが少ない
    開閉時にドアが手前にせり出すスペースが不要なので、脱衣所や浴室内の空間を有効に使えます。
  • 緊急時も開けやすい
    もし、浴室の中で倒れてしまっても、引き戸ならドアが体で塞がれて開かない、という心配がありません。
    外からでも比較的開けやすく、緊急時の対応がスムーズです。

【引き戸のデメリット】設置には条件も

  • 壁のスペースが必要
    ドアを引き込むための壁のスペース(戸袋)が必要になります。
    間取りによっては設置が難しい場合もあるので、設計士やリフォーム業者に確認が必要です。
  • コストが高くなる傾向
    他のドアタイプに比べて、やや初期費用が高くなる傾向があります。
  • レールの掃除
    下部のレールに髪の毛や汚れが溜まりやすいので、定期的な掃除が必要です。

【その他のドアタイプ】

  • 折戸
    開口部は引き戸ほどではありませんが、比較的広く取れ、引き戸が設置できない間取りで選ばれることが多いです。
    最近は、緊急時に簡単に外せるタイプの折戸も増えてきています。もしもの時も安心ですよね。
  • 開き戸(内開き・外開き)
    最もシンプルなタイプですが、老後の浴室としてはあまりおすすめできません。
    特に内開きだと、浴室で倒れた際にドアが塞がれてしまい、外からの救助が困難になるリスクがあります。
    もし開き戸を選ぶなら、必ず外開きにするか、緊急時にドアを外せるタイプを選びましょう。

「いやいや、それはちょっと盛りすぎじゃない?」って思うかもしれませんが、緊急時の対応って、本当に予測不能なんですよ。
だからこそ、ドアは「もしもの時、どうするか」という視点で選ぶことが、めちゃくちゃ大切なんです。

鍵3:寒さ対策は「快適性」だけでなく「命」を守る!

「冬の浴室は寒くて嫌だな…」って、多くの人が感じていることでしょう。
でも、この寒さ対策は、単に快適性を追求するだけでなく、あなたや奥さんの命を守るための、めちゃくちゃ重要な投資なんです。

ご存じの通り、冬場の浴室と脱衣所、そして居室との急激な温度差は、ヒートショックを引き起こす原因となります。
心臓に負担がかかり、場合によっては意識を失って浴槽で溺れてしまう…なんてことも、実際に起こっているんです。
僕のお客様の中にも、過去にヒートショックを経験されて、「本当に怖かった」と話される方が少なくありません。

だからこそ、浴室の寒さ対策は、広さや手すりと同じくらい、いや、それ以上に真剣に考えるべきテーマなんです。

【具体的な寒さ対策】安心と快適を両立する設備

  • 浴室暖房乾燥機
    これはもう、老後の浴室には必須と言っても過言ではありません。
    入浴前にスイッチを入れておけば、浴室全体をポカポカに温めてくれます。
    換気・乾燥機能も付いているので、カビの発生を抑え、掃除の手間を軽減してくれるという一石二鳥の優れものです。
    最近では、人感センサー付きや、涼風機能付きなど、様々なタイプが出ていますので、予算に合わせて選びましょう。
    「電気代が気になるなぁ」という声もよく聞きますが、命に関わるリスクを考えれば、決して高い買い物ではないと僕は思います。
  • 高断熱浴槽・高断熱風呂フタ
    浴槽自体に高い断熱材が施されているタイプや、風呂フタにも断熱材が入っているものを選べば、お湯が冷めにくいので、追い焚きの回数を減らし、光熱費の節約にもつながります。
    「ちょっとくらい冷めても平気だよ」って言うかもしれませんけど、温かいお湯にゆっくり浸かる時間って、本当に心の癒しになりますからね。
  • 窓の断熱性能アップ
    浴室の窓が単板ガラスだと、そこから大量の熱が逃げていってしまいます。
    可能であれば、複層ガラス(二重窓)や樹脂サッシへの交換を検討しましょう。
    窓を小さくしたり、無くしたりするのも有効な手段ですが、換気や採光のことも考慮して、バランスを考えることが大切です。
  • 浴室全体の断熱材
    ユニットバスを設置する際、壁や天井、床下にもしっかりと断熱材を入れることで、浴室全体の保温性が格段に上がります。
    これは、リフォームの専門業者と相談して、どこまでできるか確認してみてください。

これらの対策を組み合わせることで、「1.25坪は寒いかも…」というデメリットも、かなり軽減できるはずです。
「いやはや、そこまで考えるのか!」って、ちょっと驚きました?
でもね、これこそが、僕が25年以上この業界で見てきた「リアル」なんです。
快適な老後の入浴は、単なる贅沢じゃなくて、健康寿命を延ばすための大切な要素だと、僕は心からそう思っています。

私が若い頃、お客様に「大きな家」を勧めてしまった後悔

ここまで、老後の浴室プランについて、具体的な選択肢やポイントをお話してきました。
もしかしたら、僕がかつて「大きな家こそが正義」と信じていた頃の僕だったら、
「そりゃあ、1.25坪の広くて、最新設備が整ったお風呂がいいに決まってますよ!夢のようじゃないですか!」
なんて、お客様の気持ちを煽るようなことばかり言っていたかもしれません。

でもね、今、僕は違います。
なぜなら、僕自身が、若い頃にそうして契約を勝ち取ってきたお客様の「その後」を知っているからです。
そして、僕自身の両親が、広い家を持て余し、不便な思いをしている姿を目の当たりにしているからです。

僕が住宅営業として働き始めた頃は、とにかく「立派な家を建てる」ことがお客様の喜びであり、僕の使命だと思っていました。
「2階建ての書斎はご主人の憧れですよね!」「広いリビングで家族団らん、最高じゃないですか!」
そんな言葉で、お客様の夢を膨らませ、予算ギリギリまでローンを組んで、大きな家を建てていただきました。
当時は、お客様の笑顔が、僕のやりがいでした。

でも、20年、30年と時が経ち、お客様から連絡をいただく機会が増えてきました。
「あの時建てた家、本当に立派で嬉しかったんだけどね…」
そう前置きされて、出てくるのは、喜びの声ばかりじゃないんです。

「2階の寝室まで階段を上り下りするのが、もう足腰にきてね…」
「子供たちが独立して、2階の部屋は物置状態。でも、掃除はしないといけないから大変で…」
「冬の大きなリビングは、エアコンをつけてもなかなか温まらなくて、結局夫婦二人で狭い部屋に閉じこもりがちだよ」

そんな話を聞くたびに、僕の心には小さな、でも確かな罪悪感が芽生えるようになりました。
「あの時、もっとお客様の将来のことまで考えて提案できていたら…」
「『広さ』だけが幸せじゃないって、なぜ気づけなかったんだろう」って。

さらに、僕自身の両親も、築年数が経った広い家で暮らしています。
寒い冬の朝、リビングが温まるまで時間がかかると不満を漏らしたり、
浴室でちょっとした段差につまずきそうになったり。
「手すりがあれば助かるのに」とか、「このお風呂、冬は本当に寒いんだよ」なんて話を聞くたびに、
僕の仕事は、単に「家を売る」ことじゃなく、「お客様が一生涯、笑顔で、安心して暮らせる住まいを提案すること」なんだと、強く思うようになりました。

だから、今は「シニアライフカウンセラー」や「福祉住環境コーディネーター」の知識も取り入れ、
単なる不動産屋としてではなく、「老後の暮らしのパートナー」として活動しています。
お客様の人生設計(ライフプラン)に合わせて、「無理のない、しかし質の高い提案」をすること。
それが、僕にできる、過去への償いであり、未来への責任だと思っています。

だからこそ、あなたには、僕が経験したような後悔はしてほしくないんです。

将来の介護は予測不能、だからこそ「柔軟な備え」が大切

ここまで話を聞いて、「よし、これで完璧だ!」って思ってくれたなら嬉しいです。
でもね、最後に一つだけ、頭の片隅に置いておいてほしいことがあります。
それは、「将来の介護は、本当に予測不能である」ということ。

「自分たちは、ずっと元気でいられるはず」
「自宅で最期まで面倒を見たい」
そんな思いは、僕もすごくよくわかります。
でも、人生って、本当に何が起こるか分からないですよね。

例えば、病気や怪我で突然、重度の介護が必要になる可能性だってゼロじゃない。
夫婦どちらかが介護者として倒れてしまう、なんてこともあり得ます。
そうなると、自宅での介護が物理的にも精神的にも難しくなり、最終的に施設入居という選択肢も出てくるかもしれません。

だから、浴室に過剰な投資をしすぎることにも、少しだけ注意が必要なんです。
「広ければ良い」というわけでもありません。
介護者の動きやすさや、将来的な介護用品(シャワーキャリーなど)の導入を考慮すれば、1.25坪は最低限必要な「ゆとり」であり、ある種の「保険」のようなものと僕は考えています。
でも、それ以上に広げすぎてしまうと、かえって介助者が被介護者との距離を取りすぎたり、空間を持て余して掃除が大変になったりすることもあります。
本当に必要な「機能的な広さ」を見極めるべきなんです。

最新の多機能設備も魅力的ですが、シンプルな構造で故障リスクが低く、メンテナンスが容易な方が、長期的に見て経済的で安心という考え方もあります。

僕が伝えたいのは、「柔軟な備え」が大切だということです。
完璧な未来予測はできなくても、様々な可能性を考慮して、選択肢を狭めすぎない計画を立てる。
それは、浴室の広さにしても、手すりの下地補強にしても、寒さ対策にしても、同じことが言えます。

「広さ」と「機能性」と「コスト」と「メンテナンス性」
この4つのバランスを、じっくりと考えてみてください。
浴室計画は、将来の自分自身や家族への「愛」や「配慮」を具体的に形にする行為なんですよ。

浴室プランは、未来の自分と家族への「愛」と「配慮」の証

今回の記事で、老後の浴室プランに関するあなたの疑問や不安が、少しでも解消されたなら嬉しいです。
最後に、僕がこの長い道のりで見つけた、最も大切なメッセージを伝えさせてください。

老後の浴室プランを考えることは、単なる設備投資ではありません。
それは、あたかも人生の航海における「安全な港」を設計するようなもの。
嵐(介護)が来ても乗り切れるだけの頑丈さ(介助スペース)と、
穏やかな時(自立期)も快適に過ごせる居心地の良さ(温かさ、手入れのしやすさ)の両方が必要です。

そして、この港の設計は、未来のあなたと、大切な奥さんへの「愛」と「配慮」を形にする行為なんです。

僕自身、若い頃は「広ければ良い」と信じて、たくさんのお客様に大きな家を売ってきました。
でも、年月が経ち、お客様の「その後」や、僕自身の両親の暮らしを見て、「本当の幸せ」は広さじゃないと気づかされました。
本当の幸せは、「老後の不安がないこと」です。

浴室は、毎日の疲れを癒し、明日への活力を養う、かけがえのない場所です。
そこが安全で、快適で、そして何より笑顔でいられる場所であること。
それが、あなたと奥さんの老後のQOL(生活の質)を決定づけると言っても過言ではありません。

まだ体は元気なうちに、将来の自分たちを見据えて、一つずつ、丁寧に選択していく。
このプロセスこそが、何よりも大切な「備え」になります。

今日のまとめ:あなたの「後悔しない」一歩を踏み出そう

長い話になりましたが、最後まで読んでくれて、本当にありがとう。
ここまで読んでくれたあなたは、きっともう「何となく良さそう」ではなく、
「具体的なイメージ」や「やるべきこと」が見えてきたんじゃないかな。

今日、これだけは覚えて帰ってほしい、という内容をまとめますね。

  1. 浴室の広さは「安心」と「実用性」のバランス!
    1坪と1.25坪、どちらにもメリット・デメリットがあります。
    介助スペースのゆとりや将来性を重視するなら1.25坪、
    掃除の手間やコスト、温まりやすさを優先するなら1坪。
    ご夫婦で「何を一番大切にしたいか」を話し合ってみてください。
  2. 手すりの位置は「使う動作」で決まる!そして「下地補強」は必須!
    ただ付けるだけじゃダメですよ。
    入浴の各動作を想像して、どこにどういう形状の手すりが必要か考えましょう。
    そして、今は不要でも、将来のために必ず下地補強を!これ、めちゃくちゃ大事。
  3. ドアは「緊急時」を想定して選ぶ!引き戸は最有力候補!
    開口部の広さや緊急時の対応を考えると、引き戸が第一候補。
    折戸なら、緊急時に外せるタイプも検討してみてください。
    開き戸なら、絶対に外開きですよ。
  4. 寒さ対策は「命を守る」投資!
    浴室暖房乾燥機、高断熱浴槽、窓の断熱化など、できる限りの対策を。
    冬のヒートショックから、あなたと奥さんの命を守るために、ここはケチらないでほしいな。
  5. 完璧な未来は予測不能!だからこそ「柔軟な備え」を。
    過剰な投資はリスクにもなり得ます。
    「拡張性」や「メンテナンスのしやすさ」も考慮して、バランスの取れた計画を立てましょう。

これらのことを踏まえて、一つでも「お?」と思えるものがあったら、
まずは今週末にでも、奥さんと一緒にショールームに行ってみるのがいいんじゃないでしょうか。
実際に見て、触れて、広さを体感することが、めちゃくちゃ大きな一歩になります。

僕も、あなたの「老後の暮らしのパートナー」として、これからも情報を発信し続けます。
もし、もう少し詳しく話を聞きたいとか、個人的な相談がある場合は、いつでも声をかけてくださいね。

あなたの未来が、安心と笑顔に満ちたものになりますように。
心から応援していますよ。

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