あなたも、もしかしたら同じようなモヤモヤを抱えているかもしれませんね。
今の家、老後のこと考えると
本当にこのままで大丈夫かな…?
「平屋」って選択肢、後悔しない?
定年退職を目前に控え、「今の家をリフォームするか、それとも思い切って住み替えるか」で真剣に悩み始めているあなたへ。
公務員として長年勤め上げてこられた58歳のあなたにとって、人生の大きな節目がすぐそこまで来ていますよね。
お子さんたちも独立して、今では奥様と二人暮らし。「まだ体は元気だし、平屋はなんとなく狭くなるイメージがあるから、今のままでいいんじゃないか?」と、自分に言い聞かせているかもしれません。
でも、心のどこかでこんな漠然とした不安、ありませんか?
- 「将来、妻が階段で転んだらどうしよう…」
- 「冬場の風呂場の寒さ、ヒートショックがやっぱり心配だ…」
- 「平屋って聞くと、どうしても『収納が少ない』ってイメージが拭えないな…」
特に、洗面台のことはどうでしょう?
「歳をとって足腰が弱くなった時、今みたいに立ったままで洗顔や歯磨きができるだろうか…」
「もしかしたら、車椅子を使うことになるかもしれない。その時、今の洗面台じゃ膝が当たって使いにくいだろうな…」
「でも、足元をオープンにしたら、収納がなくなっちゃう。それは困る…」
ネットで情報収集を始めても、なんだか若い世代向けのキラキラした情報ばかりで、私たち世代の「本当に必要な家のスペック」って、どこにも載ってないような気がしちゃいますよね。
うん、私も昔はそうでした。
かつては「大きな家」「豪華な設備」こそが幸せだと信じて疑わず、それを売ることが正義だと思っていましたから。
でもね、多くの顧客の「その後」を見届け、私自身の親の暮らしを間近で見る中で、本当に大切なのは「広さ」や「豪華さ」じゃないって、心底気づいたんです。
そう、本当の幸せは「老後の不安がないこと」なんです。
このブログでは、これからの人生を謳歌するための「平屋」という選択肢、特に「洗面台」という、毎日使う大切な場所について、包み隠さずお伝えしていきます。
「足元オープンで車椅子対応にしたいけど、収納力も絶対に確保したい!」
そんなあなたの「ワガママ」って言われがちな要望、実は全くワガママなんかじゃないって、私は本気でそう思っています。
むしろ、それは人生100年時代を豊かに生きるための、「本質的なニーズ」なんです。
さあ、一緒に「老後の不安」を解消し、心から安心できる家づくりを始めてみませんか?
「ワガママ」?いいえ、それは『本質的なニーズ』です。
「足元オープンで車椅子対応にしたいけど、収納力も絶対に確保したい!」
これ、住宅メーカーの営業さんとか設計士さんに相談すると、「それはちょっとワガママですね…」みたいな反応された経験、ありませんか?
うーん、ですよねぇ。私もよく耳にします。
でもね、私は声を大にして言いたい。それは全然「ワガママ」なんかじゃない!って。
むしろ、これからの時代、誰もが考えるべき「本質的なニーズ」なんです。
なぜ既製品の洗面台は「膝が当たる」のか?
既製品の洗面台って、たいてい足元に扉付きの収納があったり、配管を隠すためのカバーが設けられていたりしますよね。
これ、なぜだと思いますか?
シンプルに言うと、「一般的な立ち姿勢での使用」を想定しているから、なんです。
ほとんどの人が立ったまま使うから、その方が収納力も確保できて、見た目もスッキリする。それに、メーカーとしても汎用性の高い製品の方がコストを抑えられますしね。
でも、車椅子や椅子に座って使うとなると、話は全く別です。
膝が収納部分にぶつかって、洗面台の奥まで近づけない。無理な体勢で使わなきゃいけないから、水は飛び散るし、身体に負担がかかる。
毎日使う場所なのに、これじゃあ快適とは言えないですよね。むしろ、ストレスが溜まってしまう。
足元オープンと収納力の両立が「難しい」と言われる理由
じゃあ、なぜ「足元オープンと収納力の両立」が難しい、あるいは「ワガママ」だと思われがちなのでしょうか?
それは、単純に考えて「足元をオープンにする=収納スペースが減る」という固定観念があるからです。
物理的に、洗面台の下のスペースが使えなくなれば、そりゃ収納は減りますよね。だから、「収納が欲しいなら、足元は埋めるしかない」という発想になりがちなんです。
でも、ちょっと待ってください。
本当に、洗面台下のスペースだけが収納場所の全てなんでしょうか?
いやいや、そんなことないですよね。
「足元オープン」と「収納力」は、一見すると相容れない要望に見えますが、実は発想の転換と、ちょっとした工夫でいくらでも両立できるんです。
「ワガママ」を叶えることが、なぜ重要なのか
この「ワガママ」を叶えること、なぜこんなにも重要だと私が力説するかというと、それは利用される方の「自立」と「尊厳」に深く関わっているからです。
洗顔、歯磨き、手洗い、ひげ剃り、メイク…。これらは全て、毎日欠かせない基本的な生活行為ですよね。
それが快適に、そして自分の力でスムーズに行えるかどうかは、精神的にも身体的にも大きな影響を与えます。
不便さや、誰かの手を借りないとできないという状況は、知らず知らずのうちにストレスを蓄積させ、生活の質(QOL)を大きく低下させてしまいます。
それに、介護する側の負担も減らせますよね。
介護が必要になった時、介助する側もされる側も、お互いにとってストレスが少ない環境の方が絶対にいい。
だからこそ、この「ワガママ」は、家族全員が笑顔で暮らせる、明るい未来のための投資だと私は考えています。
家は建てて終わりじゃないんです。老いてからが、本当の生活の舞台なんですから。
平屋で考える、車椅子対応洗面台の第一歩『現状把握と未来予測』
じゃあ、具体的にどんなことから始めればいいのか。
焦る気持ちも分かりますが、まずは基本の「き」からいきましょう。
家づくりって、情報が多すぎて何から手をつけていいか分からなくなること、よくありますよね。でも、一つずつ着実に進めていけば大丈夫。
最初のステップは、「現状把握」と「未来予測」です。
まずはこれ!自分と家族の「今」を知る
一番大切なのは、「誰が」「どのように」洗面台を使うのかを明確にすること。
58歳のあなたと奥様、そして将来的に車椅子を使う可能性があるご自身のことを想像してみましょう。
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車椅子の高さ:
今使っている車椅子や、将来的に使う可能性のある車椅子のサイズを測ってみてください。特に、座面の高さやアームレストの高さは重要です。洗面台のカウンター高さに直結しますからね。
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利用者の身体寸法:
車椅子に座った時の膝の高さ、ひざ上から床までの距離、そして座った状態で手を伸ばして届く範囲(リーチ)を把握します。これは、洗面器の深さや水栓の位置、収納棚の高さなどを決める上でめちゃくちゃ大事な情報です。
「え、そんな細かく測るの?」って思うかもしれませんが、この数センチの差が、毎日の快適さを大きく左右するんですよ。
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洗面台で何をしたいか:
洗顔、歯磨き、ひげ剃り、メイク、髪を洗う、洗濯物の手洗い、お風呂上がりの着替え…など、具体的な使用シーンをリストアップしてみましょう。
奥様が使う場合、立ったままドライヤーを使いたいかもしれない。あなたが手洗いする洗濯物があるかもしれない。
こうして具体的なイメージを持つことで、必要なカウンターの広さや、シンクの形状、水栓の種類が見えてきます。
これ、面倒くさいように見えますが、実はこの情報収集が、失敗しない家づくりの最大のカギなんです。
専門家と手を取り合おう!情報収集と相談のポイント
ここまで自分で調べて、ある程度のイメージが固まってきたら、いよいよ専門家の出番です。
でも、誰に相談すればいいのか、迷いますよね?
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ユニバーサルデザインに実績のある設計事務所や工務店:
「平屋の家づくりが得意」「バリアフリーの実績が豊富」といった業者を探しましょう。
特に、ユニバーサルデザイン(年齢や能力にかかわらず、誰もが使いやすいデザイン)の思想を理解し、実際に施工経験があるところを選ぶのが鉄則です。
私の場合は、長年の営業経験と、「シニアライフカウンセラー」や「福祉住環境コーディネーター」の知識を活かして、単なる不動産屋としてではなく、「老後の暮らしのパートナー」として活動しています。だから、あなたの「ワガママ」もしっかり受け止められますよ。
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施工事例やアイデアを収集する:
インターネットや住宅雑誌、完成見学会などで、車椅子対応の洗面台の施工事例をたくさん見てみましょう。
「これいいな!」「これはちょっと違うな」という具体的なイメージを持つことが大切です。可能なら、実際に体験できるショールームなどにも足を運んでみることをお勧めします。
専門家と話すときには、先ほどあなたが調べた「自分と家族の今」の情報をしっかり伝えること。それが、より的確な提案を引き出すための、一番の近道です。
肝心要の『配置計画』洗面台周りのゆとり、確保できてますか?
洗面台本体のデザインも大事ですが、その「周辺スペース」の確保もめちゃくちゃ重要なんです。
せっかく足元オープンにしても、洗面所自体が狭くて車椅子が回転できなかったり、出入りがしにくかったりしたら、意味がありませんからね。
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車椅子の回転スペース:
車椅子がその場で1回転できるスペースとして、直径150cm程度の円を確保できると理想的です。
「え、そんなに?」って思うかもしれませんが、これは介助が必要になった時のことも考えると、やっぱり確保しておきたいスペースなんです。
もし、それが難しければ、洗面台に横付けする形でアプローチできるようなレイアウトも検討しましょう。
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水栓の位置やタイプ:
車椅子に座ったままでも操作しやすいように、レバー式の水栓や、センサー式の水栓を選びましょう。
手を伸ばしやすい位置にあるか、熱湯が出てやけどしないか、温度調整はしやすいか、といった点も忘れずに確認してください。
水栓のタイプ一つで、使い勝手はガラッと変わりますからね。
この「配置計画」は、設計の初期段階でしっかり検討しておくべき項目です。
後から変更するのは難しいことが多いので、最初に「ゆとり」を持って計画しましょう。
既成概念を打ち破る!足元オープン×高収納を実現する『3つの魔法』
さて、いよいよ本題です。
「足元オープンにしたいけど、収納も欲しい!」という、あなたの「ワガママ」を叶えるための具体的な方法、3つの魔法を伝授します。
これを読めば、きっと「なんだ、できるじゃないか!」って思ってもらえるはず。
魔法1:徹底的な『足元オープンの基本設計』でストレスフリーを実現
まずは、足元を完全にオープンにすることを前提とした、洗面台の基本設計から考えていきましょう。
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カウンター高さの最適化:
車椅子に座った際に、膝がぶつからず、かつ使いやすい高さにカウンターを設定します。
一般的には、床からカウンターの上面までが75cm~80cm程度が目安と言われています。
これ、実はとても重要で、高すぎても低すぎても使いにくくなってしまうんです。
実際に、あなたの膝の高さを測ってみて、そこからさらに数センチのゆとりを持たせた高さにするといいでしょう。
私の親の家でも、このカウンター高さにはかなりこだわりました。数ミリ単位で調整したことで、本当に快適になったと喜んでいますよ。
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シンクの選び方:
洗面器は、浅めで、かつ間口が広めのものを選ぶのがポイントです。
深いシンクだと、車椅子に座ったまま顔を洗うときに、腕を大きく伸ばす必要があって、腰に負担がかかる可能性があります。
浅いシンクなら、無理なく手を伸ばせますし、水はねも比較的しにくい傾向にあります。
また、カウンターと一体型の「ボウル一体型カウンター」は、つなぎ目がなくお手入れがしやすくておすすめです。
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配管処理の工夫:
足元をオープンにする上で、一番の課題となるのが、給排水管や排水トラップといった配管類ですよね。
これらがむき出しだと、見た目も良くないし、車椅子に座った時に膝が当たってしまう可能性もあります。
ここは、設計士さんとじっくり相談して、以下のような工夫をしてもらいましょう。
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壁内配管:
給排水管を壁の中に埋め込んでしまう方法です。これが一番スッキリして、足元のスペースを最大限に確保できます。
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奥に寄せる:
壁内配管が難しい場合でも、配管をできるだけ壁側に寄せて、シンクの奥側に設置してもらうことで、膝の空間を確保しやすくなります。
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カバーで隠す:
最低限の目隠しとして、簡易的なカバーを設けることも考えられます。この場合も、膝の邪魔にならないデザインを優先しましょう。
この配管処理の仕方で、足元の使い勝手は格段に変わります。専門家としっかり打ち合わせをしてくださいね。
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壁内配管:
魔法2:『収納計画の多角化』で隠れたスペースを最大限活用!
「足元オープンにしたら収納が減る」という常識は、もう捨てちゃいましょう。
洗面台の下だけが収納場所じゃないんです。空間を立体的に捉え、隠れたスペースを最大限に活用すれば、驚くほどの収納力が手に入りますよ。
壁面収納:目線の高さはゴールデンゾーン
洗面台の上部や側面、こここそが収納のゴールデンゾーンです。
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吊り戸棚:
洗面台の上部に、壁に固定するタイプの吊り戸棚を設置します。
普段あまり使わないけれど、ストックしておきたい洗剤類や、タオルなどを収納するのに便利です。
開閉しやすいように、プッシュオープン式や、下に引き出すタイプの戸棚も検討するといいでしょう。
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ニッチ(壁のくぼみ):
壁の厚みを利用して、ニッチを設けるのもおしゃれで機能的です。
歯ブラシやコップ、石鹸など、毎日使うものをサッと置けて、見た目もスッキリします。飾り棚としても活用できますね。
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オープン棚:
タオルや、お気に入りのアメニティなどを「見せる収納」として活用するなら、オープン棚もおすすめです。
でも、あまり多くのものを置きすぎるとごちゃごちゃして見えるので、厳選して並べましょう。
鏡裏収納:毎日使うものをスマートに隠す技
洗面台の鏡の裏、ここも立派な収納スペースです。 むしろ、毎日使うものの収納には、ここが一番適しているかもしれません。
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三面鏡裏収納:
三面鏡タイプなら、かなりの収納量を確保できますよね。
中には、高さが調整できる棚板があったり、充電用のコンセントが内蔵されていたりするものもあります。
電動歯ブラシやシェーバーを充電しながら収納できるのは、めちゃくちゃ便利ですよ。
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スライド式や跳ね上げ式:
開閉のしやすさも重要です。
通常の開き戸タイプだけでなく、スライド式(横に開く)や跳ね上げ式(上に開く)の鏡裏収納も検討してみましょう。
車椅子に座ったままでも、無理なく開け閉めできるか、実際に試してみるのが一番です。
サイド収納:デッドスペースを活かす薄型アイデア
洗面台の横、壁との間に少しだけスペースが空いていること、ありませんか?
ここ、デッドスペースになりがちですが、薄型の収納を設けることで、驚くほど活用できます。
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薄型引き出し:
洗面台のカウンターと並行して、薄型の引き出しを設置します。
メイク道具やヘアアクセサリー、常備薬など、こまごまとしたものを整理するのに最適です。
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スリット収納:
細い隙間を利用して、スリット状の収納棚を設けるのもアイデアです。
例えば、タオルを丸めて収納したり、雑誌を立てて置いたりすることができます。
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タオルバーとの一体化:
洗面台の横にタオルバーを設置する代わりに、その上部に薄い棚板を設けて、そこに小物置き場を兼ねるようなデザインも可能です。
これは造作だからこそできる、オリジナリティあふれるアイデアですよね。
可動式ワゴン:必要な時にだけ現れる隠し収納
足元をオープンにしたことで、「どうしても洗面台の下に置いておきたいものがある…」という場合。
そんな時には、可動式のワゴンを検討してみましょう。
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キャスター付き:
車椅子に座っている時には足元に収納がない状態を保ち、必要な時だけ、引き出しのようにワゴンを引き出して使う。
まさに、使う人の動きに合わせて自在に形を変える、魔法の収納です。
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高さ調整可能:
ワゴンの中に入れるものの量や種類に合わせて、棚板の高さが調整できるタイプだと、さらに便利です。
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ミニマリスト発想との融合:
「洗面台周りは極力スッキリさせたい!」という方は、この可動式ワゴンをうまく活用することで、必要なものだけを厳選して収納する「ミニマリスト」な発想を取り入れることも可能です。
実はこれ、めちゃくちゃ快適なんですよ。物が少ないと、掃除も楽になりますからね。
魔法3:『素材と将来対応』で長く愛せる洗面台に
せっかく造作でこだわって作る洗面台ですから、長く快適に使いたいですよね。
そのためには、素材選びと、将来を見据えたデザインがとても大切になってきます。
掃除しやすさ、水濡れに強さ!素材選びの鉄則
洗面台は毎日水を使う場所ですから、何よりも「水濡れに強く、掃除がしやすい素材」を選ぶことが重要です。
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カウンター材:
人工大理石やセラミックがおすすめです。
これらは耐水性、耐久性に優れていて、汚れが染み込みにくく、お手入れが簡単です。
特に人工大理石は、カラーやデザインのバリエーションも豊富なので、あなたの好みに合わせて選びやすいでしょう。 -
キャビネット材(収納部分):
収納部分の素材も、水気に強いメラミン化粧板や、撥水加工されたシート材を選ぶと安心です。
カビやシミの発生を抑え、清潔さを保ちやすくなります。 -
手すりの必要性:
もし将来的に立ち座りが不安になった時のために、カウンターの横や、洗面台の正面の壁に手すりを設置することも検討しておきましょう。
手すりは、いざという時の安心感が全く違いますからね。
見た目を損なわないように、シンプルなデザインや、壁の色に合わせたものを選ぶといいですよ。
将来に備える!可動式・モジュール式のデザイン
50代後半の今、体が元気でも、数十年後には状況が変わるかもしれません。
だからこそ、「将来、身体状況が変化した場合でも対応できるデザイン」を最初から組み込んでおくことが賢い選択です。
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カウンター高さ調整機能:
費用はかかりますが、カウンターの一部が電動で高さ調整できる可動式にするのも一つの手です。
例えば、奥様が立ったままメイクする時には高めに、あなたが車椅子で使う時には低めに、といった使い分けができます。
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収納レイアウト変更の容易さ:
壁面収納やサイド収納は、棚板の高さが自由に変えられる「可動棚」にしたり、収納ユニット自体が交換しやすい「モジュール式」にしたりすると、将来のニーズに合わせて柔軟に対応できます。
長く使うものですから、「変えられる」という選択肢があるのは、大きな安心材料になりますよ。
見落としがちだけど重要!メンテナンス性と空間調和
最後に、忘れがちだけど、長く快適に使うためにめちゃくちゃ重要なポイントが二つあります。
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メンテナンス性:
造作洗面台はオーダーメイドだからこそ、配管の点検や修理がしやすい構造にしておくことが大切です。
いざという時に、壁を壊さないとメンテナンスできない…なんてことになったら大変ですからね。
点検口の設置場所や、配管へのアクセス方法についても、設計士さんとよく話し合っておきましょう。
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空間全体の調和:
洗面台単体だけでなく、洗面所全体のデザインも忘れずに。
照明計画(明るさ、色味)、内装材(壁紙、床材)、色彩計画(洗面台の色と壁・床の色のバランス)もトータルでデザインすることで、機能的でありながら、心安らぐ美しい空間になります。
「平屋」という、生活動線が全てワンフロアで完結する特性を活かし、家全体のデザインと調和させることで、より上質な暮らしが実現しますよ。
私が若い頃、お客様に大きな家を売ってしまった「小さな罪悪感」
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
きっとあなたは、「この人、なんでこんなに親身になってくれるんだろう?」って思っているかもしれませんね。
私には、住宅業界・不動産業界の営業として25年以上、現場の第一線に立ってきた実績があります。
累計300組以上のご家族の家づくりに関わってきて、本当に様々な人生模様を見てきました。
実はね、若い頃、私は「とにかく豪華な家を建ててあげることが、お客様の幸せだ」と信じていました。
だから、お客様の予算ギリギリまでローンを組ませて、大きな家を、立派な2階建ての注文住宅を、何棟も契約してきたんです。
当時はそれが「腕のいい営業」だと思っていました。
でも、20年、30年が経って、当時のオーナー様からこんな相談を受けることが増えてきたんです。
- 「階段の上り下りが、もう本当に辛くてね…」
- 「2階の部屋が完全に物置になってしまって、掃除も大変で、もう使ってないんだ」
- 「こんなに広い家じゃなくて、もっとコンパクトで、老後が楽な家にすればよかった」
その言葉を聞くたびに、私の胸には「小さな罪悪感」が募っていきました。
本当に、これで良かったんだろうか、と。
そして私自身、実家の両親が広い家を持て余し、寒暖差や段差に苦労している姿を目の当たりにしたんです。
「家は建てて終わりではない。老いてからが本当の生活の舞台だ」
そう痛感した今だからこそ、私は変わりました。
今は、単に「売る」のではなく、お客様の人生設計(ライフプラン)に合わせた「無理のない、しかし質の高い提案」にシフトしています。
そして、「シニアライフカウンセラー」や「福祉住環境コーディネーター」といった専門知識も積極的に取り入れました。
これは、私が過去の経験から学び、本当に「あなた」のような方に後悔のない家づくりをしてほしいと願っているからです。
だからこそ、あなたの「ワガママ」と私が呼んでいる「足元オープンで高収納の洗面台」という要望は、私にとっては全くワガママなんかじゃありません。
むしろ、未来を見据えた、賢明で、心から応援したい「本質的なニーズ」なんです。
私は、あなたの「老後の暮らしのパートナー」として、流行り廃りではない、身体機能が低下しても笑って暮らせる「終の住処としての平屋」の魅力を、プロの視点と生活者の視点の両方から、包み隠さずお伝えする強い使命感を持っています。
まとめ:「ワガママ」じゃない、あなたの『本当の幸せ』を叶えるために
さあ、今回は「平屋の洗面台、車椅子でも快適&収納力抜群の秘密」というテーマで、あなたの「ワガママ」を叶えるための具体的なアイデアをたくさんお話ししてきました。
覚えること、たくさんありましたよね。でも、これだけは持ち帰ってほしい、というポイントをまとめておきましょう。
- 「足元オープンにしたいけど、収納も欲しい」は、決して「ワガママ」なんかじゃない。これからの時代に欠かせない、本質的なニーズなんです。
- まず大切なのは、自分と家族の「今」を徹底的に把握すること。車椅子の寸法、身体のサイズ、そして洗面台で何をしたいか、具体的にリストアップしましょう。
- 足元オープンの洗面台は、カウンターの高さやシンクの選び方、そして配管処理の工夫で、めちゃくちゃ使いやすくなります。
- 収納は洗面台の下だけじゃない!壁面、鏡裏、サイド、そして可動式ワゴンなど、空間を多角的に活用すれば、驚くほどの収納力を確保できます。
- 長く快適に使うためには、水濡れに強く掃除しやすい素材を選び、将来の身体状況の変化にも対応できるデザイン(可動式、モジュール式)を検討することが重要です。
- そして何より、経験豊富な専門家、特にユニバーサルデザインや福祉住環境に詳しいパートナーと出会うことが、成功への一番の近道です。
「不便」って感じることは、実は新しい「便利」を生む源泉なんですよ。
既存の製品やシステムが抱える不便さこそが、創造的な解決策や革新的なデザインを生み出す原動力になるんですから。
そして、本当に優れたデザインというのは、見た目の美しさだけじゃなくて、使う人の身体的、精神的なニーズを深く理解し、それに応える機能性を持つものだと、私は心からそう思っています。
「膝が当たる場所を、心が満たされる空間へ。」
この言葉を胸に、ぜひあなたの理想の洗面台、ひいては理想の平屋づくりを始めてみませんか?
もし、この記事を読んで、少しでも「お?」と思うことがあったら、まずは気軽に私に相談するところから始めてみませんか?
昔の私みたいに、お客様を後悔させるような家づくりは、もう絶対にしたくないんです。
あなたの老後の不安を解消し、これからの人生を謳歌するための最高の「平屋」を、一緒に見つけ出しましょう。
もちろん、無理な押し付けは一切しません。あなたのライフプランに合わせた、本当に必要な情報だけを、丁寧にお伝えします。

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