あなたも、実は気づいてるんじゃないですか?
今の家、このままで本当に「老後も安心」なのかって。
新築時の「小さな備え」が、未来のあなたを守るんです。
定年退職を目前に控え、「今の家をリフォームするか、住み替えるか」で真剣に悩み始めているあなたへ。
「まだ体は元気だし、平屋は狭くなるから今のままでいいんじゃないか?」と自分に言い聞かせつつも、心のどこかで「将来、妻が階段で転んだらどうしよう」「冬場の風呂場の寒さが心配だ」という漠然とした不安を抱えていませんか?
ネット上には若い世代向けの情報ばかりで、「自分たちの年代に本当に必要な家のスペック」が分からず困っている方も少なくないはず。
大丈夫です。その悩み、私がすべて受け止めます。
私自身、住宅業界に25年以上身を置き、多くのお客様の家づくりの「その後」を見てきました。そして、私自身の親が広い家を持て余し、寒暖差や段差に苦労している姿を目の当たりにしてきました。
だからこそ、自信を持って言えます。
家は建てて終わりじゃない。本当に大切なのは、そこで「どう生きていくか」なんです。
この記事では、私自身の経験と、シニアライフカウンセラー、福祉住環境コーディネーターとしての専門知識をすべて捧げて、平屋で安心して老後を謳歌するための「浴室手すり下地」の全知識と、具体的な配置図を包み隠さずお伝えします。
もし、この記事を読んで少しでも「なるほど」と感じたら、ぜひ「いいね」や「シェア」で、同じように悩む誰かに届けてあげてください。そして、あなたの家づくりの第一歩を踏み出すために、まずは私に気軽に相談してみてください。
あなたの不安を安心に変えるお手伝いを、喜んでさせていただきます。
【私の想い】「大きな家」より「安心できる家」を届けたい
私はこれまで、住宅業界の営業として25年以上、数え切れないほどのお客様と家づくりについて語り合ってきました。
若い頃は、正直言って、「大きな家」「豪華な設備」こそが幸せだと信じて疑いませんでした。「どうですか、奥様!この広々としたリビングで、お子さんたちもきっと大喜びですよ!」なんて言って、お客様の予算ギリギリまでローンを組ませて、立派な2階建ての注文住宅を何棟も契約してきたものです。
それが「正義」だと思っていました。
でもね、20年、30年が経ち、当時のオーナー様からこんな相談を受けることが増えてきたんです。
- 「やっぱり、階段の上り下りが辛くてね…」
- 「2階の部屋が完全に物置になってて、掃除も大変なんだよ」
- 「冬場、お風呂に行くのが億劫で仕方なくて…」
最初は、「あぁ、年を取るとみんなそうなるんだな」くらいにしか思っていませんでした。お客様からすれば、当時の営業担当である私に、不満を漏らすような気持ちもあったんでしょう。
でも、私自身も年を重ね、そして何より実家の両親が広い家を持て余し、寒暖差や段差に苦労している姿を目の当たりにしたとき、ハッとさせられたんです。
両親の家は、私が若い頃に「理想の家」として設計を手伝った、いわゆる「立派な2階建て」でした。
けれど今、母は「もう2階にはほとんど上がらないわ」と言い、父は「冬のトイレが遠くて、夜中に何度か起きてしまう」と漏らします。ちょっとした段差につまずいたり、お風呂の浴槽をまたぐときにバランスを崩しそうになったりする場面も見てきました。
その時、強く思ったんです。
「家は建てて終わりじゃない。老いてからが、本当の生活の舞台なんだ」って。
あの頃の私は、お客様の「今」しか見ていなかった。目の前の「夢」を売ることに必死で、その先の「人生」にまで思いが至っていなかったんです。正直、今でもそのことには小さな罪悪感を持っています。
だからこそ、私は変わりました。
もう、流行り廃りや、一時的な見栄のための家づくりはおすすめしません。
これからの私が届けたいのは、身体機能が低下しても、病気になっても、人生の最後まで笑って暮らせる「終の住処」としての家づくりなんです。
特に平屋は、ワンフロアで生活が完結するからこそ、老後の不安を解消し、これからの人生を謳歌するための最高の選択肢だと確信しています。
その中でも、浴室は「安全の要」。今日お話しする「浴室の手すり下地」は、誰もが通る道の、その先の「安心」を約束するための、最も重要な備えだと考えています。
プロの視点と、一人の生活者の視点の両方から、後悔のない家づくりを全力でサポートしたい。それが、今の私の強い使命感です。
まだ「早い」? いえ、今だからこそ知ってほしい「浴室手すりの本当の話」
「浴室の手すり?いやいや、まだ元気だし、必要ないよ」
もしかしたら、あなたは今、そう思っているかもしれませんね。
うん、分かります。私もかつてはそうでした。でもね、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
あなたは今、58歳。公務員として長年勤め上げ、お子さんたちも独立して、奥様と二人暮らし。
定年退職を目前に控え、これからの人生をどう過ごすか、本当に真剣に考えていらっしゃるはずです。
「まだ体は元気だし、平屋は狭くなるから今のままでいいんじゃないか?」と自分に言い聞かせつつも、心のどこかでこんな漠然とした不安を抱えていませんか?
- 「将来、妻が階段で転んだらどうしよう…」
- 「冬場の風呂場の寒さが心配だ、ヒートショックとか…」
- 「この前、ちょっと立ちくらみしたんだよな。浴室で倒れたらどうなるんだろう…」
そう、今のあなたはまだ「健康」です。でも、「健康」のピークは、残念ながら少しずつ過ぎ去っていくものです。
ネットで「平屋 家づくり」とか「老後 リフォーム」なんて検索してみると、出てくるのは若い世代向けのキラキラした情報ばかり。
「自分たちの年代に本当に必要な家のスペック」とか「将来、介護が必要になった時のリアルな話」なんて、なかなか見つからない。
結局、誰に相談したらいいのか分からず、モヤモヤだけが募っていく…そんな状況じゃないでしょうか?
正直な話、私が見てきた「後悔」の多くは、「まだ大丈夫」という油断から生まれています。
だからこそ、私は今、あなたのその漠然とした不安を解消するために、私の経験のすべてを捧げたいんです。
今日お話しするのは、まさにその「漠然とした不安」を、具体的な「安心」に変えるための一歩。
「浴室の手すり下地」という、一見地味に見えるテーマですが、これこそが未来のあなたの生活を守る、最も賢い投資なんです。
「まだ早い」なんてことはありません。むしろ、「今だからこそ」なんです。
なぜ、今、浴室手すりの「下地」を考えるべきなのか?
「どうして、わざわざ新築の時に手すりの下地なんて入れる必要があるの?必要になったら、後から付ければいいじゃない」
そう思うのも無理はありません。
でもね、この「後から」が、実はとんでもない手間とお金、そして何より「後悔」を生む原因になることが多いんです。
浴室は「転倒リスクの宝庫」! その危険を先回りする賢い選択
あなたは、日本で高齢者が要介護となる原因の上位に何が挙げられるか、ご存知ですか?
厚生労働省の国民生活基礎調査(2019年)によると、要介護となる原因の上位に「転倒・骨折」が挙げられています。特に自宅での転倒事故が多く、その中でも浴室は滑りやすさや温度変化による血圧変動から、特に危険度の高い場所とされているんです。
考えてみてください。浴室って、こんな環境ですよね?
- 床が濡れて滑りやすい
- 浴槽をまたぐときに大きな段差がある
- 急激な温度変化で血圧が変動しやすい(ヒートショック)
- 石鹸やシャンプーでさらに滑りやすくなる
- 狭い空間で、体をひねる動作が多い
こんな場所で転倒したら、どうなるでしょう?
単に「打ち身で済んだ」なんてことは、まずありません。運が悪ければ、骨折や頭部外傷など、重篤な怪我につながりやすいんです。そして、一度大怪我をしてしまうと、回復が困難で要介護度が進むリスクが、残念ながら非常に高い。
私も、長年この業界にいる中で、「お風呂で転倒して、それから一気に体が弱ってしまった…」という話を、本当にたくさん聞いてきました。
奥様が転んで骨折し、家事全般がストップしてしまったご家庭。
ご主人が頭を打ってしまい、認知症の症状が進んでしまったご家庭。
どれもこれも、本当に辛い現実です。
だからこそ、将来、筋力やバランス能力が低下した時に、安全に、そして自力でお風呂に入れるように、今から備えておくこと。これこそが、将来の不安を解消し、住み慣れた家で長く自立した生活を送るための「予防的投資」なんです。
手すりは、弱さの証ではありません。手すりは、自立と安心のための賢い選択なんです。
後付けの「大工事」を知っていますか? 新築時の「小さな備え」が未来を変える
じゃあ、「必要になったら後から付ければいい」という考え方は、なぜ危険なのでしょうか?
これはね、住宅の構造と工事の都合が大きく関係しているんです。
手すりって、体重を預けるものですよね?
だから、ただ壁にネジで打ち付けるだけでは、十分な強度が得られません。いざという時に、手すりが壁から剥がれてしまったら…それこそ大事故につながります。
だから、手すりを設置するには、壁の内部に「下地材」という補強材が入っている必要があるんです。
新築の時なら、壁を作る段階でこの下地材を入れれば、費用も手間もほとんどかかりません。大工さんが壁のボードを張る前に、合板(厚さ12mm以上が一般的です)などを指定された位置に入れるだけですから。
でも、これを「後から」やろうとすると、どうなると思いますか?
はい、そうなんです。一度完成した壁を、剥がして、下地材を入れて、また壁を元に戻す、という大掛かりな工事が必要になるんです。
- 工事期間: 数日から1週間以上かかることも
- 費用: 壁の解体・補修費用、下地材費用、手すり本体費用、工賃など、総額で数万円から数十万円かかることもザラ
- 居住中の負担: 浴室が使えなくなる期間が発生したり、工事の音やホコリに悩まされたり…想像しただけで憂鬱ですよね。
それに、賃貸住宅ではないので、住みながらのリフォームって、想像以上にストレスが溜まるものです。
もちろん、壁の内部に下地がなくても取り付けられる「突っ張り式」や「吸盤式」の手すりもありますが、これらは残念ながら、安定性や耐久性に限界があります。「しっかり体重を預けたい」という時には、やはり壁固定式が一番安心です。
つまり、新築時に浴室の手すり下地を入れておくことは、将来の大規模なリフォーム費用や、転倒による医療・介護費用の発生リスクを大幅に低減する「予防建築」の役割を果たすんです。
これは、得をする喜びよりも、損をする痛みをより強く感じるという『プロスペクト理論』に基づいても、非常に賢明な選択と言えます。
今のわずかな費用と手間(ほぼ手間なし)で、将来の莫大な費用と心労を回避できるなら、やらない手はない、と私は声を大にして言いたいんです。
【プロの介護視点】平屋の浴室、後悔しないための「手すり配置図」を公開!
さて、ここからが本題です。
「じゃあ、どこに、どうやって手すりの下地を入れておけばいいんだ?」
そう思いますよね。
手すりの配置は、使う人の現在の身体状況だけでなく、将来的な身体機能の低下(立ち座りの困難さ、片麻痺、認知症など)を予測し、安全かつ自立を促せる本当に使いやすい位置や形状を考慮しなければなりません。
これには、専門知識なしには難しい部分があります。だからこそ、福祉住環境コーディネーターや介護福祉士のような専門家と協同して検討することをおすすめします。
福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害を持つ方が安全で快適に暮らせる住環境を提案する専門家です。彼らは、使う人の身体能力、動作の癖、そして浴槽の形状や浴室の広さによって最適な位置を総合的に判断し、最適なプランを提案できます。
今日は、私のこれまでの経験と、福祉住環境コーディネーターとしての知識をフル活用して、「平屋の浴室で、誰もが使いやすく、将来に備えられる」手すり下地の推奨配置図を、言葉で具体的に示していきます。
あなたの新築の設計図を目の前に置いて、ぜひ読み進めてみてください。
1.浴槽への出入りを劇的に楽にする手すり配置
浴室で最も転倒リスクが高い場所の一つが、浴槽のまたぎ動作です。
特に浴槽の縁が高い場合や、足元が不安定になると、バランスを崩しやすくなります。ここで重要なのは、「縦手すり」と「横手すり」の組み合わせです。
【浴槽横の壁面】縦手すり
- 設置場所: 浴槽の長辺側の壁面。浴槽の縁から15~20cm程度離れた位置に設定します。これは、浴槽に入る際に体を支える手の位置を想定したものです。
- 設置範囲: 床から80cm~120cmの範囲で下地を入れておくと良いでしょう。
- 人間工学に基づくと、立ち上がる際の補助には床から75~85cm程度が推奨されます。しかし、将来的に車椅子からの移乗や、体を大きくかがめて浴槽に入る必要があるかもしれません。そのため、広範囲に下地を入れておけば、後から適切な高さに手すりを取り付けられます。
- 役割: 浴槽をまたぐ際に、体を真っ直ぐ支え、バランスを保つためのものです。まさに「体をグッと支え、引っ張り上げる」動作をサポートします。
【浴槽の奥の壁面、または短辺側の壁面】横手すり
- 設置場所: 浴槽の奥の壁面(シャワー水栓と反対側)や、短辺側の壁面に沿って設置を検討します。
- 設置高さ: 浴槽の縁の高さから20~30cm上に、水平に下地を入れておきます。
- 役割: 浴槽の中で体を安定させたり、立ち上がる際に体を前に引き寄せるように使ったりします。また、浴槽内で姿勢を変える際にも役立ちます。
具体的なイメージ:
夜中にトイレに行くとき、寝室から数歩で段差なく行ける安心感を想像してみてください。それと同じくらい、浴槽をまたぐときに「ここに手すりがあるから大丈夫」という安心感は、日常生活の質を大きく高めてくれます。
この縦と横の組み合わせによって、浴槽への出入りだけでなく、浴槽内での姿勢保持も格段に楽になりますよ。
2.洗い場での立ち座りをサポート! L型手すりの活用術
シャワーを浴びる際や、体を洗う際にも、立ち座りの動作は意外と多いものです。
特にシャワーチェアを使うようになったり、足腰が弱ってきたりすると、この動作が非常に負担になります。
ここでは、「縦手すり」と、立ち座りを両方サポートする「L型手すり」を検討します。
【シャワー・洗い場周辺の壁面】縦手すり または L型手すり
- 設置場所: シャワーを浴びる位置の正面の壁や、側面の壁に設定します。
- シャワーチェアを使用する場合、その座る位置を想定して、立ち上がり動作の補助となる壁に設置しましょう。
- 設置範囲: 床から80cm~120cmの範囲で、縦に下地を入れておきましょう。
- 洗い場での立ち上がりには、床から75~85cmの高さが一般的ですが、身体状況によってはもう少し高い位置が必要になることもあります。
- L型手すりの場合:
- 縦の部分は、立ち上がる動作を補助します。(床から75~85cmを基準に、広範囲に下地)
- 横の部分は、洗い場での移動や、座った状態から体を起こす際に体を安定させるために使います。(床から60~70cmを基準に、広範囲に下地)
- 洗い場での移動補助を目的とする場合は、壁に沿って水平に広範囲に下地を入れておくと、後からI型手すりを複数設置するなどの選択肢も広がります。
- 役割: 洗い場で体を洗う際の姿勢保持、シャワーチェアからの立ち座り、そして洗い場での安全な移動をサポートします。
具体的なイメージ:
「よし、今日もお風呂でゆっくり温まろう」と思って、洗い場で体を洗う時。ふとした瞬間に、足元が滑ったり、立ちくらみがしたり…なんてことが、年齢を重ねると増えてきます。
そんな時、サッと手すりに手が届き、しっかりと体を支えられる安心感は、何物にも代えがたいものです。
特にL型手すりは、一つの手すりで「縦方向の支え」と「横方向の支え」の両方を兼ね備えているため、洗い場での様々な動作に柔軟に対応できます。これは本当に便利ですよ。
3.浴室出入り口の安全を確保する手すり
浴室の出入り口も、実は転倒リスクが高い場所です。
浴室と脱衣所の床の段差、ドアの開閉動作、そして濡れた足での移動など、気をつけなければならない点がたくさんあります。
【出入り口横の壁面】縦手すり
- 設置場所: 浴室のドアを開けた時に邪魔にならない位置、つまりドア枠の横の壁面に縦に下地を入れておきます。
- 多くの場合、ドアの取っ手がある側(開く方向)の壁に設置すると、ドアを開けて入る際、体を支えやすくなります。
- 設置範囲: 床から80cm~120cmの範囲で下地を入れておきましょう。
- 役割: 浴室に出入りする際のバランス保持、特に段差をまたぐ際や、ドアを開閉する際の体を安定させるために使います。
具体的なイメージ:
「お風呂に入ろう」とドアを開けて一歩踏み出す瞬間、足元が少し濡れていたり、急いでいたりすると、ふらつきやすいものです。
そんな時、ドアのすぐ横にしっかりとした手すりがあれば、安心して体を預けることができますよね。これは、家族みんなが毎日使う場所だからこそ、特に大切な配慮だと考えています。
【重要】手すり下地は「広範囲に!」そして「図面で明確に!」
これらの推奨位置以外にも、「将来、どこに手すりが必要になるか分からない」という不安を解消するためには、浴室の壁面全体に、ある程度の広範囲で下地を入れておくことを強くおすすめします。
具体的には、浴室の壁面全体、特に浴槽の周囲、出入り口付近、シャワー・洗い場周辺には、手すり設置に耐えうる合板(厚さ12mm以上)などの下地材を「広範囲に」設置するよう、設計士や工務店に依頼してください。
そして、最も大切なこと。
「手すり下地を入れる」という指示は、必ず設計図に明確に明記してもらうこと。そして、「将来的に手すりが設置される可能性、およびその位置と種類(I型、L型など)を明確に伝え、下地補強の意図を徹底させる」ことです。
口頭での指示だけでは、現場で伝わりきらないことがあります。図面に書き込み、工務店や大工さんと何度も確認してください。
「この辺り全部に、後から手すりが付けられるように補強しておいてほしい」くらいの気持ちで、広め、深めに考えておくのが、後悔しないための秘訣です。
新築の時には見えない壁の中ですが、この見えない部分への配慮が、未来のあなたの安心を確実なものにします。
「まだ早い」「高齢者向けは嫌だ」? その『逆張り』に私が言いたいこと
ここまで読んでくださったあなたの中には、もしかしたらこんな声が聞こえてくるかもしれません。
- 「手すりの下地を最初から入れると、いかにも『高齢者向け』という雰囲気がして、新築の気分が落ちるなぁ。まだ若いのにそんなものを考えるのは早すぎるんじゃない?」
- 「身体状況がどう変化するかは誰にもわからないし、過剰な準備は無駄になる可能性があるんじゃないか?その時の最新の設備を導入する方が良い気もするんだけど…」
- 「手すりに頼りすぎるのではなく、日々の運動で筋力を維持し、転倒しにくい身体づくりをする方が本質的ではないか?」
うん、分かります。そう思う気持ち、本当に理解できます。
でもね、これらの「逆張り」とも言える意見に対して、私はこうお伝えしたいんです。
「見た目」への心配、実は必要ありません
「いかにも高齢者向け」という雰囲気、嫌ですよね。新築のおしゃれな浴室に、無粋な手すりがドーンと付いているのは、確かに気分が乗らないかもしれません。
でも、安心してください。
手すりの「下地補強」は、壁の内部で行われます。普段は目に見えることはありません。浴室のデザインや雰囲気を損なうことは、一切ないんです。
例えるなら、車の安全ベルトと同じです。普段は意識しないけれど、いざという時に命を守る、最も重要な安全装備の「備え」なんです。
そして、実際に手すりが必要になった時も、今の時代はデザイン性の高い手すりがたくさん出ています。木製のもの、マットな質感のもの、シンプルなI型からL型、跳ね上げ式まで、浴室の雰囲気に合わせて選べる選択肢が豊富にあります。
下地があれば、その時の最新のデザインや、あなたの身体状況に合わせた最適な手すりを、後から自由に選んで取り付けられる。これって、すごくないですか?
つまり、下地補強は、デザイン性を犠牲にするものではなく、むしろ「将来の選択肢を広げるための賢い投資」なんです。
「将来の不確実性」に備えるのが、本当の「備え」
「身体状況がどう変化するかは誰にもわからない。過剰な準備は無駄になる可能性もある」
はい、おっしゃる通り、未来は誰にも予測できません。
でも、だからこそ、「変化に柔軟に対応できる」家づくりが重要なんです。
手すり自体は後から設置するため、その時のあなたの身体機能、利き手、浴室の使い方に合わせて、最適なものを選び、最適な高さに取り付けることができます。下地はその選択肢を広げるための「保険」であり、将来の選択肢を奪うものでは決してありません。
未来は霧の中を進む船のよう。手すりの下地は、まだ見ぬ危険から安全な港へ導く羅針盤であり、いざという時の灯台の基盤となるものなんです。
「備えあれば憂いなし」という古からの知恵は、まさにこのためにある言葉だと思います。
「運動」と「備え」は、車の両輪
「手すりに頼りすぎるのではなく、日々の運動で筋力を維持し、転倒しにくい身体づくりをする方が本質的ではないか?」
これは、本当に素晴らしい考え方だと思います。私も全く同意見です。
適度な運動による筋力維持や、バランス能力の向上は、間違いなく健康寿命を延ばすために不可欠なことです。
でもね、筋力維持と手すりの設置は、互いに補完し合う関係なんです。どちらか一方だけでは、本当の「安心」は手に入りません。
どんなに健康に気を付けていても、年齢とともに体の機能は少しずつ低下します。また、病気や予期せぬ事故に見舞われる可能性もゼロではありません。
たとえば、スポーツ選手でも、怪我をした時にはリハビリ施設で手すりを使って訓練しますよね?それは、その時の身体状況に合わせて、安全に体を動かすための補助具として手すりが役立つからです。
日々の健康維持に努めつつ、万が一に備える。これこそが、より安全で質の高い生活を送るための、最も理想的なアプローチだと私は考えています。
優れた農夫は、収穫の時期だけでなく、土壌の質や次の作物のために、今から畑の準備をします。手すり下地は、未来の安心という豊かな収穫のための「土壌づくり」だと思ってください。
これからの人生を謳歌するために、今できること
かつての私は、「大きな家」を売ることが正義だと思っていました。
しかし、多くのお客様の「その後」を見届け、私自身の親の暮らしを見る中で、本当の幸せは「広さ」ではなく「老後の不安がないこと」だと、心から気づかされました。
「家」は、あなたの人生を支える舞台です。
特に平屋は、ワンフロアで生活が完結するため、移動の負担が少なく、家族との距離も近くなる。趣味やセカンドライフを充実させる上で、これほど適した選択肢はありません。
その平屋で、もし浴室での不安が解消されたら、どうでしょう?
- 毎日の入浴が、心身のリラックスタイムとして、より豊かなものになるでしょう。
- 「もしも」の不安から解放され、心置きなく趣味や旅行を楽しめるようになるでしょう。
- 家族に介護の負担をかける心配も減り、みんなが笑顔でいられる時間が増えるでしょう。
たった一枚の合板の下地が、ここまで大きな安心と幸福をもたらす可能性を秘めているんです。
未来の安心は、今、あなたの選択の中にある。
今日の見えない投資が、明日の揺るぎない安心を創る。
これは、私が25年間、住宅業界で見てきた、紛れもない真実です。
人生を大海原の航海に例えるなら、将来の身体機能の衰えは予測不能な荒波。浴室の手すり下地は、まだ暗闇の中にあるが、いざという時に船を導くための「灯台の土台」を今、築いておくことなんです。光が見えてからでは遅すぎます。
あなたのこれからの人生が、平屋という素晴らしい舞台の上で、より豊かで、より安全で、そして何よりも「安心」に満ちたものになることを、心から願っています。
まとめ:未来の「安心」をデザインする、たった一つのシンプルな答え
今日は、平屋の浴室手すり下地について、私の経験と専門知識を交えながら、少し熱く語らせていただきました。
最後に、これだけは覚えておいてほしい、という内容をまとめます。
- 浴室は「転倒リスクの宝庫」であること。そして、転倒が将来の要介護状態に直結する危険な場所であることを理解する。
- 手すり下地は、新築時に「広範囲に」入れておくのが賢い選択であること。後付けでは、費用も手間も段違いに増える。
- 浴槽への出入り、洗い場での立ち座り、出入り口の3つの主要な場所には、具体的な配置図を参考に下地を入れること。特に縦手すりとL型手すりを意識する。
- 「まだ早い」「高齢者向けは嫌だ」という気持ちは分かりますが、それは将来の選択肢を狭める「油断」であること。下地は見た目を損ねず、将来の安心を担保する「賢い保険」であることを忘れないでください。
- 手すりの設置は、筋力維持などの健康努力と並行して行う「予防的投資」であり、「未来の安心をデザインする」最も効果的な手段であること。
このブログを読んだあなたは、もう「知らなかった」とは言えません。
「知っている」ことと、「行動する」ことは違います。
この記事が、あなたの家づくり、そしてこれからの人生を謳歌するための、具体的な一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
もし、今日の話を聞いて「もう少し詳しく相談したい」「うちの浴室の場合、どう考えればいい?」と感じたなら、いつでも私に声をかけてください。
私は、単に「家を売る」のではなく、お客様の人生設計(ライフプラン)に合わせた「無理のない、しかし質の高い提案」をすることを使命としています。
「老後の暮らしのパートナー」として、あなたの不安を安心に変えるお手伝いをさせていただきます。
後悔のない家づくり、未来の安心のために、今、できることを一緒に考えていきましょう。

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